皮膚科からのお知らせ
以下の診療をを開始いたしました(2024年3月)。
ただし、使用する上で留意する点も多く、開始にあたっては十分な説明と準備が必要となります。
詳しくは診察時に医師にお問い合わせください。
- デュピクセント〈皮下注射〉
- 外用薬、内服薬を定期的に継続して治療しても効果の乏しい難治のアトピー性皮膚炎の治療薬です。 結節性痒疹、慢性蕁麻疹にも適応が承認されました。
- 舌下免疫療法
- スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎の治療法です。
- ゾレア〈皮下注射〉
- 慢性蕁麻疹(難治性、重症)、スギ花粉によるアレルギー鼻炎(重症)の治療薬です。
- ボトックス注射(保険適応)
- 重度の原発性腋窩多汗症と診断された方の治療法のひとつです。
- シングリックス〈筋肉注射〉
- 50歳以上を対象とする帯状疱疹を予防するためのワクチンです。板橋区在住の方は、助成が受けられます。
疾患
- アトピー性皮膚炎
- 湿疹 ・皮膚炎
- じんましん
- かぶれ・手あれ・乾燥肌・肌あれ
- 虫さされ
- 頭のフケ・かゆみ・円形脱毛症
- 乾癬
- 掌蹠膿疱症
- ニキビ
- とびひ
- いぼ
- 水いぼ
- 水虫
- 陥入爪・巻き爪
- たこ・うおのめ
- おでき
- ほくろ
- ヘルペス
- やけど
- 日焼け
- しみ・そばかす
など
治療方針
皮膚の病気は、表に見えることもあり、症状の辛さはもちろんのこと、患者さまのお悩みは深刻なことが少なくありません。
皮膚疾患の多くは、レントゲンなどの医療機器ではなく、皮膚科医の目によって診断されます。
これからも日々勉強を重ね、皮膚科医の目をもって、皆様に信頼いただける医療をご提供していきたいと考えております。
小さなお子様からご年配の方まで、安心して受診していただけますよう、
地域の皆様のかかりつけ医となるべく努めてまいります。お気軽にご相談くださいませ。
尚、重症と判断した方、更なる検査、手術が必要な患者さまは、帝京大学病院をはじめとする近隣の病院と連携を取り、
ご紹介させていただくこともございます。
紫外線治療を開始しました
尋常性乾癬やアトピー性皮膚炎などの難治性皮膚疾患に対し紫外線照射で治療する方法があります。
当院ではターゲット紫外線照射器の「エクシス308」を導入し、治療を開始しております(2022年10月)。
「エクシス308」は紫外線治療のとしてUVBを照射する機会ですが、ターゲット型というように、
照射野が小さく、ピンポイントに照射できることが特徴です。
紫外線治療は病変部には照射したいのですが、病変部以外にはなるべくあたらないことが望ましいです。
「エクシス308」は、UVBを患部の大きさに合わせて照射できるので、正常部位へのUV曝露が少ないのが特徴です。
しかも、照射時には痛みを感じることはなく、照射後の軟膏処置も必要ないため治療もスピーデイーに行えます。
尋常性乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎に保険適応があります。